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ドレッサーと机が一体になった家具はできる?


小さい頃、母親のドレッサーに置かれていた口紅を塗ると、鏡に映る自分がどこか異国のお姫様に見えました。たった一人の秘密のお遊び。三面鏡が創り出す奥行きの世界で、自分の知らない自分が笑っている。自分を客観的に見る、初めての経験だったような気がします。大人になってメイクをするのが当たり前になっても、あの頃のくすぐったい感覚はそのまま胸の中にあります。

時代は変わり、家にドレッサーを置くことは珍しくなってきたように思います。自分を綺麗にする場所を独立して設けること自体が贅沢な時代になったのかもしれません。

ドレッサーという秘密のお友達を持つことは、いつまでも純粋な心を忘れないための秘訣とも言えるかもしれません。

少女の頃の自分をいつまでも忘れないために、空間を再現してみませんか?もちろん環境に合ったスタイルは信頼のおける家具屋さんにオーダーできます。

オーダーメイドならではの、願いを果てしなく叶える家具作りで自分だけの特別なドレッサーを実現しましょう。鏡を開くたびに、あの頃の自分と会えるなら、ドレッサーのある空間は忙しい日々に癒しを与えてくれるでしょう。

 

女性の必需品ね!

 

新しい形のドレッサー机?机ドレッサー?

今やドレッサーは各家庭に必ずあるものとは限らなくなってきました。

女性ならではの家具、嫁入り道具として誂えていた時代も今や昔。最近は聞かなくなりました。

ところで現在は、どこでお手入れをしたり、メイクをしたりするのでしょう?現代の住宅事情や経済状況も関係して、ドレッサーというひとつの目的だけに購入する選択肢がなくなったのかもしれません。

もし、ドレッサーとしてだけではなく、仕事や作業もできる機能を備えることができるなら、実用性に富みながら、お手入れのケアもできる有用性が生まれ、汎用性の高い家具になると思いませんか?

空間を有効活用することは、どの家具を置くうえでも大切です。場所が限られているからこそ機能性や利便性にこだわりたいものです。

集合団地やマンションなど同じ間取りでも、住む人が違えば生活動線は変わりますし、必要な家具も変わります。生活傾向は似ていたとしても、細部まで全く同じということはないに等しいと考えて良いでしょう。

スペースは有限、求められる汎用性。こういうときこそ、家族構成や生活状況をすべて汲み取り、提案してくれるオーダーメイドの家具屋さんはお勧めです。

 

住み方は千差万別

 

場所を取らない機能にするには?

ドレッサーはともすれば使う人が限られてしまうものです。女性が使うものというイメージがあり、女性が所有するスキンケア用品なども収納するでしょう。

最近は、男性用のスキンケア用品も揃ってきましたが、女性のようにメイクをするという習慣はあまりないので、ドレッサーという独立した家具を求める男性は少ないでしょう。男性が求めるとすると、パソコンなど、仕事ができる場所でしょうか。

場所を取らずに有効活用できるのはどこでしょうか。ドレッサーを置きたい部屋に、何も置けない空白のスペースはありませんか?デッドスペースは空間を有効に使えないだけでなく、インテリアのバランスをも崩してしまう魔のスペースです。既製品の家具ではぴったりサイズを見つけるのが難しくてもオーダーメイドなら大丈夫です。

ドレッサーの一般的なイメージの形ではなく、鏡と収納をそれぞれ独立したもので設計し、空間に合わせるというアイデアもあります。

壁面を利用したドレッサーです。もちろん、鏡は自由にオーダーできます。収納は、持っているアイテムや量に合わせられます。機能性の高さは、所有物と生活動線が使用者にどれだけ合っているかで決まります。その機能性の高さに、自分の好みが加われば、最高のドレッサーになるでしょう。

 

空間は限られているものね!

 

どんな色がいい?

インテリアは配色が重要です。好きなモノ、好きな色を思うがまま集めて配置したとしても、ごちゃごちゃしてまとまりがなかったり、色の相性が悪くて居心地の悪さを感じたりと良いことはありません。

考えのない配色はできるだけ避けたいですね。ドレッサーを置くにあたり、決めておきたいことは、部屋のテーマやイメージです。

少し難しく感じるかも知れませんが、たとえば、落ち着いた感じとかポップな感じとか、自分がそこにいてどんな気分でいたいかを考えると良いですね。

テーマやイメージが決まれば、部屋に対してのドレッサーの割合を考えましょう。スペースの問題上コンパクトにしたい、デッドスペースにはめ込みたい、壁面を利用した簡素なものにしたいなど。反対に、憩いの場を兼ねてドレッサーのつくりを豪華にしたいなど。ドレッサーを主役にするか脇役にするかが基準ですね。

ドレッサーの割合が少なく、目立たないようにしたいなら、部屋のベースの色に近い色。逆にドレッサーの割合は少なくても、目立たせたいなら、ベースの色よりも濃い色や反対色を選ぶとアクセントになります。

ドレッサーが主役になる部屋なら、好きな色のドレッサーを選び、それに合わせてインテリアの配色を決めるのもいいですね。イメージを決めてから色を選びましょう。

 

ドレサーが主役ね!

 

丸みのあるデザインでも作れるの?

丸みのあるデザインからは、優しい、柔らかい、穏やかという印象を受けますね。そこに在るだけでホッと和む、心理的効果だけではなく、丸みのデザインは物理的にも危険を回避できる要素を持っていると言えます。

角のある家具は、ぶつかったときに痛みを覚えます。小さい子どもがいるなら目が離せなくて、ハラハラの連続です。そういった部分を含めて丸みのあるデザインはまるで優しさの象徴です。

ドレッサーを丸みのあるデザインで施すと、柔らかいドレッサーができるような気がしませんか?丸い形の鏡、引き出しの角は丸く削り、取っ手も丸いものにすると掴みやすく、引き出しやすくなります。

メイクやスキンケアだけではなく、仕事や作業もできるドレッサー。まさに柔軟に対応できるドレッサー。

もちろん、用途や好み、インテリアに合わせて、必要な機能もオーダーメイドでほぼ可能です。

 

柔らかさを感じますね!

 

鏡を引き出して使うこともできるの?

ドレッサーのイメージは三面鏡があることでしょう。机と一体型のドレッサーでももちろん鏡を引き出して使うタイプをオーダーできます。

ドレッサーがベースなので、三面鏡は必ずつけてほしいアイテムです。特にメイクをすることを考えれば、必需品と考えた方が良いでしょう。

メイクをするとき、大半の人は正面から自分を見ます。他人があなたを見るのは全方位からです。身だしなみは人に与える印象を決めてしまうものです。360°自分をチェックできる三面鏡をぜひ選んでほしいです。

机と一体化させるタイプで気を付けたいのは、机部分となる天板の奥行きを深く取ることです。ドレッサーは奥行きが浅いものが多いです。スキンケアやメイクでの作業範囲がそれほど必要ではないからです。作業する場所としての機能も加えるなら、ストレスにならないくらいの最低限の作業範囲は考慮しましょう。

スペースの関係で、鏡を取り付けられないとしても大丈夫です。一番手軽なのは壁面に取り付けてしまうことです。鏡は平面で薄いものなので場所を選ばず、壁があれば大抵の場所に取り付けられる優れものです。鏡さえあれば自分だけのドレッサー空間の出来上がりです。あとはその空間にどれだけ機能を加えられるかです。

 

三面鏡があればいいのに…

 

意外なものがドレッサーに!オーダーメイドのアイデア集

ドレッサーと聞くと、鏡があって、引き出しがあって、コスメ収納ボックスがあって、と一般的なドレッサーを想像しますよね?もちろん正式なドレッサーは、見た目も形も機能もドレッサーであることを前提に作られます。

しかし、作業や仕事ができたり、午後のティータイムに使えたり、その用途を広げる使い方が求められる今、意外なものがドレッサーになるのです。ドレッサーという先入観を払い、自分に合った家具がドレッサーになるという感覚が新しい常識になるかもしれません。

・ダイニングテーブルに収納をつけ、天板部分を持ち上げるようなスタイル。天板部分が蓋になり、持ち上げて現れる天板の裏側に鏡を張り付ける。生活動線上にあることが多いリビングなら、移動時間が減る。

ダイニングテーブルなので、もともとの役割としても機能を発揮し、わざわざスペースを確保する必要もなく、手軽に取り入れられます。効率化とは相反しますが、キャスター付きにすれば、メイクのときは明るい窓際へ移動、スキンケアのときは、ソファの前でゆったりと、など好きな場所を選べます。

・寝室のサイドテーブルとしても機能すれば、就寝前のひと時を優雅なお手入れ時間にもでき、ちょっとした作業などもこなせます。朝の忙しい時間には、メイク後にベッドメイキングをしたり、簡単な整理整頓をしたりと時間を有効に使えます。効率的な時間短縮はひとつの場所で作業が完結することですね。

・全身鏡の横や下、横の壁面など活用方法は広がります。鏡と収納、机としての天板はそれぞれ独立しますが、少しの空間や隙間を有効活用できる究極のアイデアドレッサーになりそうです。

ドレッサーとして活用できるなら、お出かけ前に全体のバランスをチェックできるなど、一か所で身支度が完結できるという何とも効率の良い方法ですね。

 

まとめ

メイクやスキンケア用のドレッサーも家事や書類仕事をする机もほしい!でも、スペースは限られているし・・・

色々な事情で何かを諦めざるをえないときはありますが、叶えてしまいましょう!限られた空間に自分好みで机としても活躍してくれる多機能ドレッサー。

生活動線や譲れないこだわりは、製作開始時に盛り込んでもらい、素人では思いつかないスペース活用のアイデアは家具屋さんにお願いできます。これがオーダーメイドの利点です。ドレッサーは女性の永遠の憧れです。素敵な笑顔が映えるドレッサーをオーダーメイドで作りましょう!

 

 

 

 

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