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お客様の声

幸せな空間

調和空間つくり物語/施工事例ご紹介

健康で美しく、幸せになる空間。

美容室 Pacific Dazzle
代表 花木ご夫妻に伺いました。

お施主様は花木ご夫妻。
開店準備に追われる忙しい中、快く取材に応じて頂きました。

このお店が3店目とお聞きしておりますが、1店目を開業したころからのお話を教えてください。
もともと美容師として働いていました。
でも30歳くらいになってから2人で5年間ボランティアをしました。
なぜボランティア?
人が幸せになることで自分も幸せを感じる。人の役に立ちたい、との心の変化があったからなのです。
どのようなボランティアをされたのですか?
国内の様々な施設への訪問や日本の伝統文化を海外へ紹介する国際交流です。
茶道、習字、着付けなどで、まさに人と人との絆を感じ、喜んで頂くことで自分たちが幸せを感じ、気がつけば豊かになっていく、そのことを実感出来ました。
その後会社を興されました。
とある会社の社長様に、いい車、いい食事など「物質的な幸せ」についてのお話を頂いたことがありました。
僕たちは「心の豊かさや、人を幸せにすると、自分も幸せになっていく」素晴らしさを実感していましたが、それを実感したのはボランティアでのことです。そこで会社を興し、企業としてその幸せ感を証明しようと思い立ち、会社をつくりました。
ボランティアの仲間たちが力を貸してくれ、応援してくれました。
それで美容院をオープンさせるのですね。どんな展開でしたか?
コンセプトは“健康と美しさ、お客様に喜んで頂ける癒しとくつろぎ”です。
そのための店づくりを目指しました。ですから店舗設計・施工にはこだわり、Pacific Dazzle神戸ウェスト、という名の1号店ができました。
私は永年の美容師経験からプロの目で考え、家内は一般ユーザの目、特に女性の目でチェックしまして、2人で意見を戦わせながら真剣に創りました。設計の方も施工の方もきっと大変だったと思います。でもその甲斐があってか、多くの方に支持して頂きお店はヒット(繁盛)しました。
2店目の出店も果たしましたが。
はい、2号店としてPacific Dazzle コパン(仲間の意)を出店しました。
私たちの理念、お客様の喜び、それらの想いや経験をより一層活かしたお店です。
おかげさまでこのお店も大ヒット。多くのスタッフが成長してくれました。
スタッフといえば、特徴的な活動をされているようですね?
12月24日のクリスマスイブ、全店をお休みして、全員で介護施設等におじゃましてクリスマスボランティアを行っています。ヘアメイクはもちろん、クイズやゲーム等をして楽しい時間をスタッフ全員で共有しています。これは毎年欠かさず行なっているのです。
それはステキなことですね。でもイブはかき入れ時でしょう?
確かにそうです。でもそんな時だからこそ、お金よりも人々に喜んで頂けることの大切さ、素晴らしさをスタッフ全員に体験してもらいたいのです。
そして今回、この3店舗目の開店ですが・・・
実は2店舗目をオープンしたばかりでもあり、3店舗目を出店するのはまだ先と思っていました。
やりたいことはいろいろありますが、店を大きくする事を目的にはしていませんので。
しかし、不動産屋さんに「とにかく見るだけ見てくれ」とのリクエストでここを視察にきました。
天井がすごく高く、とても気に入りました。でもそのことが意思決定のポイントではなかったのです。
ではどうして決められたのですか?
スタッフ達の将来を考えた時、彼らのためにはもっと大きく成長するステージを用意してあげたほうがいいのでは?と考えたのです。小さい鉢では木は大きく育たない、大きな鉢ならもっと大きくなれる可能性があるだろう。そんな感覚です。
でも、私個人の考えを押し付けることはしたくなかったので、そのスタッフ達に新店舗への移動を打診しました。すると多くのスタッフがこちらにくる事を希望してくれました。
それで決めたのです。
ですから店名も「Pacific Dazzleバトン」スタッフへのバトンと「技術・思い・おもてなし・・・
有形、無形に関わらず私たちが持てる力の全てを大切なゲストの皆様に手渡して行きたい!
“Pass the baton” そんな思いが込められています。
確かな経営哲学、確かな技術、理念とビジョンをしっかりと感じます。
また、2店舗の出店でお店づくりについては相当目が肥えてらっしゃるし、妥協は許さない厳しさをお持ちとお見受けします。それゆえに今回の3店舗目は今まで以上に設計・施工する人々にとっては全てに高度な品質が求められ、かなりハードルが高いと思われますが、どのように空間のつくり手を選ばれたのですか?
確かにそうですね。過去のデザイナーたちは優秀で彼らに依頼すれば間違いもなかったでしょう。
でも店ごとに個性を際立たせたいということもありましたし、
もともと私たちも地元の人間ではありませんから、もっと多くの方々と出会いたいといつも思ってます。ですからあえて新たなデザイナーや施工会社を探しました。
どのようにしてKUUさんを選ばれたのですか?
インターネットです。とにかくネットでデザイナーを捜しました。
私たちが望む空間に近い施工例を持っているデザイナーを4社にしぼり、コンペをさせていただいたのです。
コンセプトは“市中山居”。茶道の言葉ですが、街中にいながらまるで山にいるような気持ちのいい空間です。
皆さんそれぞれいいデザインをご提案下さったのですが、平面的で「空間」を感じるものではありませんでした。
でもKUUさんだけは、その空間を空間でプレゼンテーションしてくれたのです。
気に入りました。
一発で決めさせて頂きました。
ヒラタカグさんとの出会いはいかがでしたか?
KUUさんの熊沢デザイナーからご紹介され、プランニングの段階から打合せに参加していただきました。伊藤社長の温厚なお人柄が安心、信頼感につながりました。
KUUさんの熊沢さんは一貫したポリシーをお持ちで、私たちが願うことはもちろん、私たちが気付かない部分にまでそのクリエイティブな感性を余す事なく発揮してくれ、とても楽しく頼もしい限りです。
その分、施工は確かな技術で対応する事はもちろん、その場その場の対応や施工の工夫力が求められ、ヒラタカグの職人さん達も大変だと思います。でも伊藤社長をはじめみなさん、不平不満も言わず、人の話にきちんと耳を傾け一生懸命にやってくださりました。大変満足しています。
ご協力ありがとうございました。最後にお二人の今後の抱負をお聞かせください。
奥様:特に女性の方々が、ご来店頂くことで綺麗になって頂き、心も癒されて、家に帰ってからも笑顔でいられる、そんな幸せをご提供し行きたいです。
ご主人様:お客様、地域の方々が健康で美しく幸せになること。
そしてそれを提供するスタッフが前向きに成長すること。そんなお店にします。
いつかは、カフェやレストランなど、美容院の枠を超えて“健康と美しさ、豊かさとくつろぎ”を感じる「幸せな空間」をつくりたい。そんなビジョンで人の役に立ちたいと願っています。

取材を終えて・・・
取材する側の私がとても感動しました。単にかっこいい空間をつくるのではなく、そこにしっかりとした経営哲学、想い、ビジョンが根付いている。
それをKUUさんもヒラタカグさんもそれぞれの役割の中で、とことんカタチにしていく。
まさに本物指向のお客様に本物が答えていく、というプロ同士の関わりを感じました。
プロ同士というとなんかぎすぎすしたイメージもありますが、厳しさの中に「空間づくりを楽しむ」というステキな空気感が漂っています。
「調和空間つくり人」、その名の通りと納得です。
Pacific Dazzle 花木ご夫妻の今後の益々のご発展を願うとともに、日本中に“幸せになれる空間”がたくさんできることを期待し、取材を終えさせていただきます。

Pacific Dazzleスタッフの方々

幸せな空間

健康で美しく、幸せになる空間。

美容室 Pacific Dazzle
代表 花木ご夫妻に伺いました

こころ豊かな空間

“コト”へとつながる“モノ”

雑貨商 株式会社CORAZON
代表取締役 大村社長様に伺いました

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